仕事のパートナーとしてのベトナム人

仕事のパートナーとしてのベトナム人

ベトナム人と日本人が共に働く時、お互いに価値観のすり合わせが難しいことがあります。

例えどの国であっても、国が違えば常識やコミュニケーションの手段も異なり、仕事をする上で溝を感じることがあるでしょう。

しかし同時に、性格の個人差はあっても、彼らの傾向を知ることはその溝を埋める手段の一つになります。

ベトナム人との仕事

失敗を認めない、嘘つき、むらっけがあるベトナム人の仕事観

ベトナム人は明るく、細かいことは気にせず、自信に満ちた言動をします。

この仕事ができるか、という問いに彼らは自分はできると考えて自信をもって「できます」「わかりました」と答えるでしょう。

しかし、それはあくまで本人主観でのできるであることが多く、また聞く側も日本人ならこれくらいきっちりやるという感覚で、こなして欲しい基準を明確に共有しないで任せてしまうと、ベトナム人本人としては仕事をこなしたつもりでも、こなしてほしかった基準に達していないことがあります。

そこをできていないと責めたとしても、彼ら自身はできる仕事をこなしたのだから失敗や嘘をついたとは考えず、揉めことになりがちです。

また、プライドや個人を優先するので、こなした仕事を失敗扱いされること、或いは業務時間外にまでそのフォローを強要されると、仕事そのものを止めてしまうケースもあります。

こうした傾向はベトナム人の若者の7割以上が転職の経験があり、3回以上の転職経験が3割に近い離職率の高さが物語っています。

悪い特徴の裏を返せば長所でもある

失敗を認めないことは、確かに仕事を共にする上でやりづらい特徴です。

しかし、ベトナム人にはルーズさもありますが、快く仕事を引き受けてくれる大らかさや優しさ、フレンドリーさ、コミュニケーションが取れれば協調性が高い面もあります。

また、ベトナムは理系育成の教育に力を注いでおり、実際に現地でベトナム人を採用する日系企業の人々の間ではベトナム人は計算・図形処理といった理系業務の能率が軒並み高い、という声も上がっています。

普通はこれくらいはやってくれるだろう、或いは一度頼んだから次は何も言わずとも同じようにやってくれるだろう、といった日本人的な感覚を捨たほうがいいいです。

このようにやる必要があるのだという理由、やることであなた自身にもメリットがあることなのだと言葉で伝えると同様に、日本人側もベトナム人スタッフの気質を理解し、その能力を信頼することも大切な感覚です。

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