ベトナムでベトナム語は必要か不必要か
ベトナムで働いたり、生活したりする上でベトナム語は必要かどうかの質問の答えは、
ほとんどの場合は「必要ではない」です。
実際にベトナムに在住する日本人でベトナム語ができる人はほとんどいません。
やはり、その理由は「ベトナム語ができなくても十分に生活できる環境が揃っているから」です。以下はその理由です。
1. 日本語でサービスが受けられる。
まず,
ハノイ、ホーチミン、ダナンなどのベトナムの大都市では、英語・ベトナム語ができなくても、十分な生活ができます。最近では日本と同じような大きなスーパーがあり、食品、生活用品から電気製品まで取り揃えることができるし、最近(2019年)ではコンビニが至る所に店舗を構えています。また、日本食レストランだけでなく、日系の美容院、病院もあり日系のペットショップもあるので、全て日本語でしようと思えばできます。
会社では英語を使ったり、場合によっては日本語通訳があるのが通常です。実際、仕事でベトナム語を使えるレベルまでにするには少なくとも2年は必要です。
2. 英語で代用できる
ほとんどの日本人は片言の英語ができますし、ベトナムでもショッピングセンターの店員ですと片言の英語ができます。仕事でも大卒以上のベトナム人は英語を話すことができます(ペラペラまではいきません)。
3. ベトナム語のみのサービスはあまり利用しない
タクシー、バスや露店、市場などの人は基本的に英語も日本語もできません。ただ、タクシー以外にそのようなところを利用する日本人や外国人はあまりいません。白タクは別として、まともなタクシー会社だと地図を見せたら、メーターを使って行ってくれるので、ベトナム語ができなくても騙されることはありません。
必要?不必要?では答えは「不必要」ですが、ベトナム語ができた方がいいのは事実です。
ベトナム語ができると行動範囲が広くなるし,ベトナム人スタッフとの距離も縮める事ができます。ベトナム人の立場から考えると、日本人がベトナム語を勉強してくれるのは非常に嬉しい事です。
日本人がベトナム語を話すと、とても驚いてくれるだけでなく、褒めてくれます。
ベトナムに来てベトナム語が話せるに越した事はありません。