FPTグループ
日本とのつながりが深い企業 FPTグループ
ベトナムに出張もしくは駐在しているビジネスマンだけでなく、日本国内にいる人でもベトナム企業とはつながりを感じる機会が多くなっています。
ベトナムでは今、ベトナム国内での需要だけでなく海外に目を向けた事業が大きくなっているからです。その対象となるのは中国やシンガポール、そして日本といったところで、安い労働コストを武器に良質なサービスを提供するようになっています。
特に、IT関連の事業では、日本をターゲットとすることが多く、システム開発などの分野でベトナム企業のサービスが増えています。その代表と言えるのがFPTグループです。
日本においてはFPTソフトウエアとして知られることも多く、日本企業をターゲットとして様々なIT関連事業を展開しています。
FPTグループはベトナムの中でもかなり大きな企業で、例年上場企業の時価総額ランキングで10位以内に入っています。特にIT関連事業ではベトナムトップの座にあります。
このFPTグループは、ベトナム国内でも多角的に事業を展開していますが、総利益の50パーセント以上は日本との取引となっていて、いかに日本をメインターゲットとして成功しているかが分かります。
コスパの良さが武器
FPTグループが日本向けの事業を行い成功している理由の一つとしては、コストパフォーマンスの高さです。
近年は中国における人的コストが上昇していますので、その流れをうまく突いて、まだ人件費が安いベトナムの労働力のメリットを最大限に生かすことができているのです。
とはいえ、ベトナムの人材の質が低いというわけでは決してありません。社員一人当たりの年商を比較すると、日本企業よりも2割程度、FPTグループの社員の方が高いという統計もあって、効率よく業務を行っていることがよく分かります。FPTグループでは、日本向けに様々な業務をアウトソーシングの形で請け負っています。
新しいシステムの開発もありますが、いろいろな業務の切り出しを行い、それを委託の形でクラウドサービスなどを上手に用いて行っているのです。継続的な業務をたくさん抱えているため、安定した収入を得ることができているというのが大きな力です。
さらに、AIやRPA、IoTなどの最新技術にも対応していて、新しい技術を日本企業向けに提案しています。企業が最新技術を用いた事業を展開する際のパートナーとして、FPTグループが陰で支えているケースも多く、高い技術力を武器としていることが分かります。
社内教育に力を入れる
こうしたFPTグループの能力の高さの背景にあるのは、徹底した教育志向を持つ社風です。FPTグループでは、自前でFPT大学なるものまで創設していて、社員の能力の向上に余念がありません。
もちろん、この大学は一般に開かれたもので、広く優秀な若者を集め最新の技術に対応できるエリートエンジニアを育成することに集中しています。
しかも、最初から日本を始めとするグローバル市場に目を向けた教育を行っていますので、即戦力となる人材を生み出しているのが特徴です。
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