ベトナム基本情報

ベトナムの基本情報

国名 ベトナム社会主義国
首都 ハノイ市
最大都市 ホーチミン市
人口 約9,600万人(2018年) 
国土面積 33万平方キロメートル
公用語 ベトナム語
通貨 ベトナムドン
日本との時差 マイナス2時間

ベトナムは東南アジアの一国、南北に長い国土の東側には南シナ海が面した国土を所有し、正式な国名をベトナム社会主義共和国(Socialist Republic of Viet Nam)といいます。国土の面積は32万9247平方キロメートルで人口はおよそ9600万人、公用語はベトナム語。首都ハノイには730万人、ホーチミン市には830万人の人々が暮らす二大都市となっています。日本の都道府県に当たる行政区画として、58の省と5つの中央直轄地(ハノイ、ホーチミン市、ダナン市、カントー市、ハイフォン市)からなります。

ベトナムには54の民族が共存しており、その86%を占めるのがキン族、他4%にムオン族、モン族、ヌン族といった53の少数民族が含まれています。日本との時差は-2時間。気候は国土の南部と北部でそれぞれ異なっており、南部は熱帯モンスーン気候で年間の気温が高く乾季と雨季があり、北部は亜熱帯性気候で年間の気温差が激しく四季があり、中部は6月から翌年1月にかけて年間を通しての雨量が非常に多い気候が特徴です。

社会主義の政治体制からの変化、ドイモイ政策の導入

ベトナムの政治

ベトナムの政治体制は、ベトナム共産党一党による社会体制です。本来、社会主義には財産の管理を国営で行うことで貧富の差がなくすという理念がありますが、これは経済力の低下や外資が見込めない問題が付属し、実際に1980年代前半に戦争が終結したばかりのベトナムは食糧不足や貧困に悩まされていました。

しかし、ベトナム政府は1986年にドイモイ政策を提唱。ドイモイは刷新を意味する言葉で、

1.社会主義政策の緩和、

2.財産の所有を許し、金銭でやりとりする経済の導入、

3.国際社会への協力・協調、

4.国民の生活を良くする為の産業・農業への投資や整備、

などの改革を行いました。食料を輸入する側から生産量が増えて輸出する側への変化、稼ぐことで買える品が増え循環していく経済と、年々上昇していくGDPは国の経済成長においてドイモイ政策の正しさを証明する一方で、資本主義の問題である貧富の差もまた生じはじめています。

現代のベトナムの経済情勢

ベトナム経済

現在も社会主義体制であるベトナムですが、ドイモイ政策は継続して邁進されつづけ、2020年代までに近代工業国を築く目標を掲げています。WTOに加盟、TPP11に参加するなど国際社会との連携も連綿と進められ、ドイモイ政策によって経済状況は上向きながらも、未だ世界基準でみると低開発国のレベルにあり、投資環境の不備不足、中小企業の多い国内産業の連携不足や未発達さが問題点として取り上げられています。

ただし逆に捉えると、まだまだ発展する余地が残されていることを示しています。外資系企業の投資も盛んで、Vinグループなどの国内民間企業も力をつけていて、内需潜在性が高く、今後も順調に経済成長が続く見込まれています。

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