ベトナム観光業、観光政策

観光業の潜在能力が高い国、ベトナム

今ベトナムでは世界遺産でもあるハロン湾、変化に富んだ数千におよぶ自然豊かな観光地と地域独特の食文化、商業地やリゾート地といった様々な分野で観光業が成長し続けています。

ベトナム統計総局による調査では、2017年4月の外国人観光客は107万人2千人で前月比で6.5%増加、4か月連続で月の外国人観光客が100万人を超えたというデータが公表されました。

2017年前半5か月間での総数は525万6,974人、前年と比べおよそ30%増加する結果となっています。

また、国外からの観光客だけでなく、ベトナム人による国内旅行者数も2010年から右肩上がりに推移し、2015年に急増、2014年の38.5万人から一躍57万人におよび、翌2016年にも人数を更新、観光に関連した企業の利益も同様に年々増加し続けています。

ベトナムの観光業における観光政策と課題

このように成長を続ける観光業に対し、ベトナム政府もよりその強みを活かす為に、民間企業と提携した政策を施行しています。

観光地におけるインフラの整備や商品の開発、観光開発を進める為の優遇投資の必要性や、旅行者向け宿泊施設料金引き下げの検討。

こうした観光戦略を掲げる政府に対し、ベトナム国内の観光関連企業の中には政府資金への寄付を提案するなど、政府と民間の双方が関心を持って発展に協力している事業です。

そんな中、浮上している課題もいくつかあります。

  • 外国人観光客リピーター数の少なさ。
  • 利益優先による観光地開発により環境への影響や負荷が高い。
  • 観光業を営むのは中小企業の割合が多い。
  • 提携が弱いので観光商品やサービスの品質の向上が難しいなど。

特に、ベトナムにとってASEAN経済共同体、AECに加入することでグローバル化・周辺国との協力による市場拡大のメリットが大きいです。

観光業へ注力するメリットは高い展望から

世界全体から見た海外旅行者数は、経済が低成長の今も少しずつ増加しています。

2030年には18億人に増加すると予想されている海外旅行者のうち、1億8千万人がベトナムを含む東南アジアへの観光をすると予測されています。

2013年の世界観光博覧会にて行われた業界関係者のアンケートでは、ベトナムの観光成長力は中国に次いで2位ととても高く評価されました。

実際にも観光客が増加し続けていることは前述の通りです。

その結果に慢心せず、ベトナム政府と企業は今ある課題に対して取り組みを続けており、ベトナムの観光業は今後もより発展していくと考えられています。

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