ホンダとベトナム
ホンダが愛されるバイク大国、ベトナム
ベトナムは世界有数のバイク大国で、そのシェアはタイに続いて世界2位。
2014年に米国の研究所が行った調査によればベトナムでバイクを保有する世帯の比率は86%という結果が出ています。
2017年から2018年に行われた統計調査によれば、ベトナムでは年間330万台近い二輪車が販売され、その内73%がホンダ製、中でもスーパーカブシリーズが長年からの根強い人気を誇っています。
よく走り、燃費も良く、スタイルも良く、20年大きな故障をしなかった、という声も。そうした評判と実績から、ホンダのバイクはベトナムの人々に愛され続けています。
また、日本人がベトナムで自動車・バイクを運転する場合、ベトナムにて都市の交通運輸局で日本の運転免許をベトナムでの運転免許に切り替えるか、ベトナム国内で試験を受けて免許を取得するか、どちらかの手段を取ることになります。
平日は毎日怒涛の渋滞。ベトナムの交通事情
そうしたバイクの普及率が高いベトナムの都市部、ホーチミンやハノイでは、連日のように交通渋滞が起きており、その状態は人口増加に伴う車輌の増加に伴い年々悪化しています。
ベトナム政府も道路の拡張や信号配置といったインフラ整備を行っていますが、人口増加のペースがそれを上回り続ける為か渋滞緩和にあまり成果が上がっていません。
特に通勤ラッシュの時間帯である朝方、夕方の渋滞はバイクに乗った人々が進行方向の道路幅いっぱいに並列し、その列が前後に延々と続いている。それほどの混雑を目にすることもしばしば。
交通渋滞が頻発する場所には交通警察が出動しますが、あまりにも数の多さに取り締まることができません。
こうした時間帯ではタクシーを利用して移動しようとしても、非混雑時の3倍ほどの時間がかかってしまうこともあり、仕事であれ観光であれ移動時間の算段が大きく狂ってしまいます。
特に道幅の狭い道で交通事故が発生すると数時間も移動できなくなってしまいます。事前に混むルートを調べ、時間の見積もりを多めに取ることが肝要です。
都市部の交通状況に改善の兆し、都市鉄道の順次完成
交通渋滞緩和の為の道路上のインフラ整備の他に、長年続けられてきたのが地下鉄の工事でした。
ハノイの地下鉄ハノイメトロは2018年8月に試運転を終え、2019年4月から路線を限定して運航を開始。
ホーチミンの地下鉄も2020年に試運転開始を予定しています。市営の移動手段であるバス台数の少なさや時刻表の不確かさから、バイクやスクーターといった選択肢が取られがちだったベトナムの交通事情も、この新たな移動手段で渋滞や駐車場問題、交通事故の改善が期待されています。
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