アプリやソフトウェアを正確にベトナム語翻訳するために
ベトナムでも急速にIT化が進んでおり、企業が業務において基幹システムを導入するケースは増えています。
また、一般個人でもほとんどの人がスマホを持つようになったため、様々なタイプのアプリの需要が高まっています。
こうしたことから日本のアプリやソフトウェア開発会社でも、自社製品をベトナム語翻訳して販売したいと考える会社が多くなっています。
どのような流れでベトナム語翻訳をすればいいのか、どんな点に注意すれば良いのかを見ていきましょう。
アプリやソフトウェアのベトナム語翻訳の流れ
多くの場合、ベトナム向けにアプリやソフトウェアを開発するというよりは、日本国内もしくは全世界に向けて開発を行い、それをベトナム語翻訳していきます。
そのため既にアプリ内の操作方法の説明やコンテンツは、日本語で完成されているはずです。
そこで、ソフトウェアに記述されているすべての単語や説明文を抽出してリスト化します。
リストはExcelなどの表にまとめて、後に翻訳したものをプログラム内に埋め込みやすいようにしておきます。
一つのセルに一つの単語もしくは説明文の原文を入れて、その脇に翻訳した語を入力できるようにしておくと、プログラムに落とし込む際に、どこにどの言葉を入れれば良いか分かりやすくなります。
この状態で、翻訳会社にリストを提出して翻訳を依頼します。
翻訳会社では単語数もしくは文字数をカウントして見積もりを出すので、その見積もりで良ければ正式依頼となります。
ちなみにこうしたリストの中には、同じ単語が重複していることも多いですが、それも別個の単語としてカウントされます。
翻訳者の作業が終わると、入力ミスなどがないかの校正作業を行って納品となります。
【アプリの正確な翻訳をするための注意点】
アプリやソフトウェアを正しく使ってもらうためには、やはり正確さが必要です。
その面で単語が羅列するリストだけでは、依頼者が期待する正確さを実現できないことがあります。
単語だけでは前後の文脈が分からないため、見方によっていろいろな訳し方ができてしまうからです。
例えば日本語の「聞く」という単語のみがあった場合、ベトナム語では「Hỏi(尋ねる)」や「Nghe「聴く」」といった意味の異なる選択肢があるので、翻訳者にとっては難しい判断となります。
こうした状況を踏まえて、できるだけアプリやソフトウェアの内容、どんなシーンで使われる単語なのかといった補足情報を加えておくと、より正確な翻訳ができるでしょう。
ベトナム語翻訳会社はるかについて
弊社は、ベトナム語翻訳に特化し、アプリやソフトウェア分野を含めた幅広い分野に対応しています。
全ての工程を自社のリソースで対応し、第三者に外注しないので、安定した品質の翻訳をご提供できます。
ハノイを拠点し、ベトナムの人材をメインに活用しているため、日本の翻訳会社より安い料金でサービスをご提供できます。
経験豊富なコーディネーターがお客様のご要望に最適な翻訳サービスを手配致しますので、ぜひお問い合わせください。
参考ページ
ベトナム語通訳サービスについて
現在、500人を超える日越通訳者が在籍しており、ハノイ、ホーチミン市、ハイフォン、ダナン、フエ等での国際会議、会談、商談、セミナー、視察、展示会アテンドなど対応可能です。