医療機器や医薬品のベトナム語翻訳のポイントとは?
医療機器や医薬品のベトナム語翻訳のポイントと正確な安全データシートの翻訳をするために考えるべきことについての記事です。
製品をベトナムに輸出する際には、どんな商品であろうと分かりやすい説明書や仕様書をベトナム語で添付する必要があります。
命と健康に直結する医療機器や医薬品についてはなおさらです。
用法やリスクなどをしっかりと理解できるものにしておくこと、法律に準拠した説明であることが求められます。
医療関係製品をベトナム語翻訳するにあたって、どんな点に注意すべきかを解説していきます。
医療機器や医薬品のベトナム語翻訳について
医療機器や医薬品のベトナム語翻訳をする際は、一般文書のように日本向けの文書をそのまま翻訳すれば良いわけではないという点を覚えておきましょう。
医薬関連製品の仕様書や説明書については、それぞれの国の法律で表記法や記載すべき内容が定められているからです。
例えば、医薬品であれば用法や対象者、副作用、分量、成分といった項目になります。
そもそも国によって使える分量の上限が異なることもあります。そのためまずはベトナム国内向けの表記に改める必要があります。
その上で医療関連の翻訳に長けた、実績のある翻訳者を選定するべきです。医療用語は専門的な単語や表現が多く、正確さが求められます。
医療に関する習慣や法律は国によって異なるため、やはりベトナムの医療や医療翻訳の経験がある人を探すべきでしょう。
安全データシートは正確な翻訳が求められる
医療機器のベトナム語翻訳については、安全データシートもしくはSDSと呼ばれる文書の翻訳を行うこともあります。
安全データシートとは、特定の化学物質を扱う機器や製品について、その化学物質の形状や特性、危険性、取るべき安全対策などについて説明する文書のことです。
安全データシートは国際的に定められた表記基準があるので、それに則って作成、翻訳する必要があります。
どの国でも同じ仕様で確認できる、化学物質の取扱説明書のようなものです。
こうした化学物質が含まれる製品を輸出したり販売したりする場合は、事業者が安全データシートを添付することが義務付けられています。
安全データシートは、税関検査や貨物輸送申告をする時に提示しなければなりません。
また、貨物船などで輸送する場合、船舶会社から提出を求められることもあります。
現地でも輸入業者や製品を取り扱う関係省庁、販売もしくは使用する地域の自治体へ提示するケースがもあります。
SDSは情報量が多く、ほとんどが専門用語のため翻訳に時間と専門性、労力がかかります。
やはりSDS翻訳を依頼する場合でも、この分野における実績が高い翻訳者を選んだほうが良いでしょう。
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